福島県の無料キャンプ場、水林自然林キャンプ場の紹介です。
2015年9月21日から2泊3日で行ってきました。
情報はすべて当時の物ですのでご了承ください。

この水林自然林は昼間は河原で芋煮会をする地元の人々で賑わいます。
私も小さいころいとこ達が福島に住んでいたのでみんなで集まって毎年のようにここで芋煮会をやっていました。
なので、道中、見覚えある景色が色々目に入ってきて懐かしくなり、子供たちにその頃の思い出を話しながらのドライブでした。
当時は比較的流れもゆるく、川の端に石を積み天然プールを作って遊んだり、スイカやジュースを冷やしたりとても楽しかったんだけど今はどうなんだろう、、、
そんな話をしている間に管理事務所に到着しました。
約25年ぶりの水林自然林。
全然変わっていないことにびっくりしました。
このキャンプ場は無料なのですが、事前に管理事務所にて使用許可をとる必要があります。
管理事務所で手続きを終えると車を駐車場に移動し、荷物はそこから運びます。
キャンプ場には車を横付けできません。
第2キャンプ場拡張用地は駐車場から比較的近く道も舗装してあるので運びやすいのですが、暑かったのと最近オートキャンプばかりだったのでかなり体力を消耗してしまいました。
天気も良くシルバーウィークなので結構混んでいるのかと思いきや、第2キャンプ場拡張用地にはなんと4組だけ。。。
駐車場は芋煮会の人々でごった返していたのに。。。

空いていたので、トイレや炊事場に行きやすい場所に設営しました。
フィールドは比較的フラットなのですが、ぬかるんでいるところがあったり、岩が埋まっているところがあったり、少し設営場所を考える必要があります。

開放感があるので子供たちは設営の間サイトを駆け回ったり、土手を登ったりはしゃぎまわっていました!
設営を終えてトイレ&炊事場チェック。

トイレと炊事場はそんなに遠くはないのですが、土手を登って林に入ったところにあります。
トイレも、炊事場も可もなく不可もなく。ちゃんと掃除されていました。
しかし、このトイレ、夜間行くのが何故か滅茶苦茶怖い。人気が無さ過ぎたせいかな?妻も同じく恐怖を感じていたみたいです。
そして、食事の用意。
このキャンプ場はなんと直火OKなのです。
なので、そこら辺に転がっている石を子供に集めさせ、炉をつくります。
そして、枯れ草と枯れ枝を集めて焚き火をしました。
なかなかこのように自分たちで炉をつくることがないので子供たちは興味津々。
次から次へと石を運んできます。
いい体験をさせることができよかったです。
食事のあとは温泉へ。
ここからは土湯温泉、高湯温泉に行きやすいです。
1日目は土湯温泉の共同浴場中の湯へ。
この温泉は土湯の温泉街の中心にある共同浴場。単純泉です。
なんと、200円で入浴出来ます。
ここの中の湯はかなりの高温ということもあり私が子供2人を入れる事に。
子供たちが頑張って入ったり出たりしていると地元のおじさんが笑いながらウメてくれました。
福島の人ってそういうことをさりげなくやってくれて、本当に優しいんですよね。
2日目は私の大好きな高湯温泉へ。
今回は花月ハイランドホテルへ。
高湯温泉は温泉街に入る手前から硫黄のにおいがプンプン漂ってくるぐらいザ・硫黄泉です。
乳白色のお湯と硫黄の香りが私の疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。
泉質の良さは間違いないと思います。
今回のキャンプはこの温泉に入りに来たと言っても過言ではありません。
1日目子供と入ったのでここは私一人でのんびり入らせてもらいました。
さて、キャンプ場に戻るとあたり一面真っ暗。
荒川にかかる橋の光だけを頼りにテントへ戻ります。
夜の水林自然林はびっくりするほど静寂に包まれています。
たまに橋を渡る車の音以外虫の泣く音と川の流れの音だけです。
今まで行ったキャンプ場の中で断トツ1位の静かさ。
天気が良かったので星空がとってもきれいに見えました。
昼間暑いぐらいだったのに、夜はめちゃくちゃ冷え込みました。(5℃)
皆が寝てから、星空を見てひとりでビールを飲みながらボーっとするのが好きなのですが、寒すぎるし、何よりトイレに行くのも嫌なのでいつもより早めに寝ました。
我が家で使っているシュラフが意外と使えて、メーカーの推奨温度は12度なのですが、寒さを感じず寝ることができました。
有料のオートキャンプ場と比べると色々不便な点もありますが、そもそもキャンプって不便さを楽しむものだし、無料で直火OKでシルバーウィークでこれだけ空いていて(因みに2日目には我が家を含めて2組になっていました)、トイレや炊事場も掃除されていることを考えるととってもいいキャンプ場ではないかと思います。
ただ、次回はグループキャンプで来たいな。
水林自然林キャンプ場